どうしても自分の犬はかわいく感じてしまうため、
厳しい躾をすることは初め抵抗がありました。
話を聞くとジャーマンシェパードは厳しい躾が必要なようです。
ジャーマンシェパードは主を求めているため、
自分より絶対的に目上の人を欲しがるようです。
そういう存在がなければ、
ジャーマンシェパードはただ狡猾で獰猛な犬に成り下がってしまいます。
私もAresと供に暮らしていて、そう感じるときがあります。
叱るのはいやなことですが、忍耐強く何度も躾をしなければならないと思います。
効果的な叱り方として、首根っこを押さえつけるというのがあるようです。
これは、子供のとき、悪さをしたらお母さん犬に口で首根っこをくわえられて、
押さえつけられるそうで、そのときの体験を覚えているからだそうです。
主人に対してはAresは歯向かわないので、厳しく行っています。
褒めるときは思い切り、大げさに褒めます。
やってはいけない叱り方として、
首輪から繋がれている縄で犬を叩くことだそうです。
この縄は、犬と主人を物理的に繋ぐだけでなく、心理的に繋ぐもので、
信頼関係の証でもあるそうです。
信頼の証の道具で、叩かれたら、信用をなくしてしまいますよね。
きっちりとした主従関係を築くことが、人にとっても、
犬にとっても後で災いの種にならないことだと思います。